不動産

賃貸契約書 表紙テンプレート

賃貸契約書の表紙テンプレートを無料配布。10デザイン(同一レイアウトの配色違い・シンプル/和風/モダン/フォーマル等)をWordとPDFの1ファイルに同梱、{{property_name}} など5つの差し込み変数をWordの置換(Ctrl+H)で一括差し替え。製本・契印・割印の押し方、電子契約への移行方法まで完全解説。2026-09-24確認済み。

公開: 2026年5月7日 最終更新: 2026年9月7日 WordPDF 会員登録不要・無料
2026年5月29日 時点の情報
国土交通省 賃貸住宅標準契約書
全て無料・会員登録不要・即ダウンロード
171種類のテンプレートを掲載中
2形式(Word/PDF)でダウンロードできます
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ダウンロード後は念のため、お使いのセキュリティソフトでのご確認をおすすめします。

賃貸契約書 表紙テンプレートのテンプレートプレビュー
賃貸契約書 表紙テンプレート(Word / PDF・会員登録不要・無料DL)
このページでわかること(2026-09-24時点の情報)
  • 賃貸契約書の表紙テンプレートを10デザイン(同一レイアウトの配色違い)・Word/PDFで無料ダウンロードできる
  • デザインの選び方(個人オーナー向け/不動産業者向け)・製本・契印・割印の正しい方法がわかる
  • 紙の製本 vs 電子契約の比較と、2022年宅建業法改正(書面電子化解禁)の影響がわかる
  • 実データで埋めた表紙の記入例で、そのまま真似できる書き方がわかる

賃貸契約書の表紙が必要な場面

契約書に表紙を付けることで見た目の信頼感が増し、書類の管理もしやすくなります。表紙自体に法的義務はなく、 国交省 賃貸住宅標準契約書 にも表紙の規定はありません。実務上の管理しやすさと書類の体裁が主な目的です。

  • 個人オーナーが複数枚の契約書を製本して渡す場合(体裁が整い管理しやすい)
  • 不動産業者として複数の物件を管理する場合(業者名・ロゴを入れて統一感を出す)
  • 高額物件・事業用物件で取引の信頼性を高めたい場合
  • 法人相手の契約で書類の体裁を整えたい場合
  • 外国籍の借主や遠方の契約者に書類を郵送する場合

表紙と契約書本体の役割分担

書類法的効力役割
表紙なし物件名・契約日・当事者を識別するための補助書類
契約書本体あり(双方の署名・押印で成立)賃貸借の権利義務を定める法的文書
重要事項説明書あり(宅建士の記名必須)借主が理解しておくべき物件情報の書面

表紙と契約書本体の製本方法(ステップ別)

契約書本体テンプレートは賃貸契約書テンプレートをご使用ください。

  1. ページの確認と並び順チェック
    表紙→本体(1条〜末尾)→特約欄→署名欄の順に並べ、ページが抜けていないことを確認します
  2. ホッチキスで左端を止める
    左端から約5〜7mmの位置に2〜3箇所ホッチキスを打ちます
  3. 製本テープを左端に貼る
    幅35mm程度の製本テープを左端に貼り、冊子状に仕上げます
  4. 契印を押す
    製本後、各ページの境目(のど部分)に貸主・借主双方の印鑑をまたがるように押します。これが「契印」です
  5. 2通作成して割印を押す
    2通(貸主用・借主用)を作成します。2通を少しずらして重ね、境目に印鑑をまたがるように押します。これが「割印」です

製本テープの選び方

項目推奨・詳細
テープ幅A4判には幅35mm程度が適切
テープの色黒・紺・茶が無難(派手な色は避ける)
素材糊付き布テープが剥がれにくくおすすめ
貼り方表紙側から折り返して裏表紙まで貼る
購入先ホームセンター・文具店・Amazon・ダイソー(一部店舗)

製本前のチェックリスト(7項目)

  • 物件名・契約日・貸主借主名のスペルミス・旧住所がないことを確認
  • 本体ページ数と表紙の内容が一致しているか確認
  • 契約書本体の必須記載事項が全て含まれているか( 民法601条以下(賃貸借規定) 参照)
  • 印紙税(国税庁 No.7106) の要否を確認(建物=住宅の賃貸借契約書は印紙税の課税対象外。金額にかかわらず収入印紙は不要)
  • 2部作成し、貸主・借主それぞれが1部を保管できる体制を確認
  • 製本テープの色(黒・紺・茶が無難・派手な色は避ける)
  • 契印・割印の位置と担当者を双方で事前合意

押印の種類と使い分け

押印の種類目的位置必要性
署名欄への押印契約への同意・当事者確認署名欄(最終ページ)必須(認印でも可)
契印複数ページの連続性証明・抜き取り防止各ページのど(境目)推奨(製本している場合は省略可)
割印2通の契約書が同一内容であることを証明2通をずらして重ねた境目推奨(同一内容保証)
訂正印誤記の修正証明二重線で消した箇所の上部訂正箇所に必須

表紙デザインの選び方

配布ファイルに入っている10デザインの全一覧です。名前・推奨用途・色は、ダウンロードしたWord/PDFの1ページ目にある一覧表と同じものです(レイアウトは10点とも共通で、違うのは配色です)。

Noデザイン向いているケースメインカラー
1シンプル個人オーナー・一般的な賃貸契約(余白を広く取った標準)濃紺 #1F4E79
2和風古民家・和室物件・老舗物件・町屋臙脂 #8B0000
3モダン都市部マンション・デザイナーズ・SOHO物件深緑がかった青 #0F4C5C
4フォーマル法人契約・事業用物件・高額物件濃紺(最も暗い青)#0A2647
5カジュアル学生向け・若年層向けの賃貸シーグリーン #2E8B57
6スタイリッシュ高級物件・タワーマンションインディゴ(紫紺)#4B0082
7ナチュラル一戸建て・ペット可物件オリーブ #6B8E23
8ビジネス事務所・店舗の賃貸(不動産業者・管理会社の定型用)ネイビー #003366
9ミニマル印刷コスト重視・モノクロプリンター完全モノクロ #111111
10クラシック地方都市・歴史ある物件セピア(焦茶)#6B4423

ロゴは入っていません。自社ロゴを載せたい場合は、Word版の表紙枠の上部に画像として貼り付けてください(PDF版はそのまま印刷する用途です)。

表紙に必ず記入する情報

  • 書類タイトル:「賃貸借契約書」と明確に記載(「契約書」だけでは種類不明)
  • 物件名・所在地:住所または建物名(部屋番号まで)
  • 契約期間:「令和◯年◯月◯日〜令和◯年◯月◯日」の形式
  • 貸主・借主の氏名:法人の場合は会社名+代表者名
  • 契約日:署名日と同日にするのが原則
  • 管理会社名・担当者名(仲介・管理会社がある場合)

表紙の記入例(実データで埋めた見本)

上記の項目を実際にどう埋めるか、架空の物件データでそのまま真似できる記入例にしました。

記載項目記入例
書類タイトル賃貸借契約書
物件名・所在地サンプルハイツ102号室(東京都世田谷区桜丘二丁目5番8号)
契約期間令和8年4月1日〜令和10年3月31日(普通建物賃貸借・法定更新あり)
貸主山田太郎
借主佐藤花子
契約日令和8年3月20日
管理会社名・担当者名株式会社サンプル不動産管理 担当:鈴木一郎

記入例の注記(この書類特有の落とし穴): 表紙の「契約期間」欄には、期間だけでなく普通借家か定期借家かを明記してください。 借地借家法第38条(定期建物賃貸借) により、更新のない定期借家にする場合は公正証書等の書面で契約すること(1項)に加えて、貸主があらかじめ「契約の更新がなく期間満了で終了する」ことを記載した書面を借主に交付して説明することが必須です(3項)。この説明を怠ると、更新なしとする定めそのものが無効になり(5項)、通常の更新がある普通借家契約として扱われます。表紙だけでは「更新の有無」までは伝わらないため、定期借家の場合は本体契約書または別紙の説明書面と必ずセットで交付してください。

差し込み変数の一括置換(Ctrl+H)の使い方

Word版の表紙には、物件名・所在地・賃貸人(甲)・賃借人(乙)・契約締結日の5か所が {{property_name}} のような変数の形で入っています。Wordの差し込み印刷フィールド(MERGEFIELD)ではありませんので、差し込み文書タブではなく置換(Ctrl+H)で一括して差し替えてください。10デザインすべてに同じ変数名を使っているので、1回の置換で全ページに反映されます。

変数内容記入例
{{property_name}}物件名○○マンション 201号室
{{property_address}}所在地東京都新宿区○○ 1-2-3
{{lessor_name}}賃貸人(甲)氏名株式会社○○不動産 代表取締役 ○○ ○○
{{lessee_name}}賃借人(乙)氏名○○ ○○
{{contract_date}}契約締結日令和○年○月○日
  1. 使いたいデザインのページを開き、表紙の枠(表)だけをコピーして契約書の先頭に貼り付ける(枠の上にある「デザイン2 和風」の見出しと配色の説明は選び方の案内なので貼り付けません)
  2. Ctrl+H(置換)を開き、検索する文字列に {{property_name}}、置換後の文字列に実際の物件名を入れて「すべて置換」
  3. 残り4つの変数も同じ手順で置換する
  4. 印刷はA4縦・余白標準で出力する

複数物件をExcelのリストから流し込みたい場合は、変数の形のまま差し込み文書タブで「差し込みフィールドの挿入」に置き換えれば、差し込み印刷にも転用できます。

紙の製本 vs 電子契約の完全比較

近年は電子契約サービスの普及により、賃貸契約も電子化が進んでいます。 宅建業法 の2022年5月18日施行の改正でIT重説と書面の電子交付が解禁されました( 国交省 書面電子化 )。宅建士の押印も廃止され、記名のみで足りるようになっています。

比較項目紙の製本契約電子契約(クラウドサイン等)
表紙の必要性製本見栄えのため推奨PDF1ページ目で代替(表紙は任意)
製本作業時間1契約あたり10〜30分数分(PDF生成・送信のみ)
契印・割印必要(各ページのど部分)不要(電子署名が代替)
印紙税 国税庁 印紙税 は元々不要(建物の賃貸借契約書は課税対象外)不要(電子契約はもとより印紙税対象外)
郵送費必要(書留・特定記録等)不要
原本の保管原本を保管(税務上は個人5年・法人7年が目安)クラウド保管・改ざん防止で効率的
署名・押印実印・認印(宅建士は記名のみでも可)電子署名・タイムスタンプ
適したケース個人オーナー直接・年配の借主・IT不慣れな当事者不動産業者・法人契約・遠方の取引
導入コスト製本テープ・ホッチキス代のみ月額¥5,000〜(クラウドサイン等)

電子契約サービスを選ぶ際のポイント

  • 法的有効性の確認:電子署名法・宅建業法の要件を満たしているか
  • 宅建士の記名機能:重要事項説明書への電子記名が可能なサービスか
  • タイムスタンプ:いつ署名されたかを証明するタイムスタンプ付与があるか
  • 管理機能:複数物件・複数契約を一元管理できるか
  • 料金:月額固定か送信件数課金か(管理物件数に応じて選ぶ)

印紙税の正しい扱い

住宅賃貸借の印紙税判定

国税庁 No.7106 建物の賃貸借契約書 のとおり、建物(住宅)の賃貸借契約書は印紙税の課税対象になりません。賃料の金額にかかわらず収入印紙は不要です(契約書の中に敷地面積の記載があっても同様です)。これは土地の賃貸借契約書(駐車場等)が第1号の2文書として課税されるのとは扱いが異なります。ただし、貸主が建設協力金・保証金などを一定期間据え置いたうえで返還する取り決め(金銭消費貸借に近い構造)がある場合は、その取り決めの部分が第1号の3文書に該当することがあります。

契約の種類印紙税の有無金額
住宅(建物)の賃貸借契約(通常の敷金・保証金のみ)不要0円
建設協力金・保証金の据置き返還特約がある場合該当し得る個別に判定(第1号の3文書)
電子契約(電磁的記録)不要0円
  • 紙の契約書に印紙を貼る場合、2通作成すれば2通分それぞれに必要です
  • 印紙は郵便局・コンビニ・税務署で購入できます
  • 課税文書に印紙を貼らなかった場合、過怠税(印紙税額の3倍)が課される場合があります

不動産業者・管理会社向けの表紙運用ガイド

複数物件の表紙を統一する方法

  1. Word差し込み印刷:Excelで物件リストを作成し、差し込み印刷で表紙を一括生成する
  2. 命名規則の統一:ファイル名を「物件名_契約者名_契約日.pdf」で統一する
  3. 電子契約システムの活用:クラウドサイン・DocuSign等で統一テンプレートを設定し、物件情報を入力するだけで表紙が自動生成される

宅建業者が表紙を使う場合の必須事項

  • 宅建業者の免許番号:「国土交通大臣(○)第○○○○号」または「○○県知事(○)第○○○○号」を表紙に明記
  • 宅地建物取引士の氏名:重要事項説明書と一体で管理するため、担当宅建士名も記入
  • 重要事項説明書との一体管理:契約書と重説書は必ずセットで保管・交付する

関連テンプレート

表紙だけでは契約書として無効では?
はい、表紙だけでは契約書として成立しません。表紙は契約書本体(条文・署名・押印を含む)と合わせて使うものです。必ず契約書本体(賃貸契約書テンプレート)と組み合わせてご使用ください。表紙は法的な効力を持たず、管理・識別のための補助書類です。
表紙に会社ロゴを入れる方法は?
Word版の表紙ページに画像として挿入できます。「挿入」→「画像」→「このデバイスから」でロゴ画像ファイルを選択し、文字列の折り返しを「前面」にしてから位置とサイズを調整してください。ロゴは透過PNG形式を使うと背景と馴染みやすくなります(PDF版はそのまま印刷する用途なので、ロゴを入れる場合はWord版を編集してください)。
A4以外(B5・A3)のサイズに対応していますか?
テンプレートはA4サイズ標準ですが、Wordの「レイアウト」→「サイズ」からB5・A3等に変更できます。サイズ変更後はフォントサイズ・余白・画像の配置を微調整する必要があります。
割印と契印の違いは?
割印は2通以上の契約書が同一内容であることを証明するために、2通をずらして重ねて境目に押す印鑑です。契印は複数ページの契約書が連続していることを証明するために各ページの境目(のど部分)に押す印鑑です。賃貸契約書では通常、製本後にページのど部分に契印を押します。
製本テープはどこで買えますか?
ホームセンター・文具店・Amazon等で購入できます。A4契約書の製本には「カバーテープ」「製本テープ」(幅35mm程度)が一般的です。100円ショップ(ダイソー・セリア)でも取り扱いがある場合があります。色は黒・紺・茶が無難です。
電子契約サービスを使う場合は表紙が不要?
クラウドサイン・GMOサインなどの電子契約サービスでは表紙の重要性が下がります。PDF全体に電子署名・タイムスタンプが付与されるため、紙の製本・割印・契印は不要です。宅建業法は2022年5月18日施行の改正で書面の電子交付が可能になりました。
表紙に印鑑(社印・代表者印)の押印は必要?
表紙への押印は不要が原則です。押印は契約書本体の署名欄に行います。法人の場合は代表者印(角印)を社名の右に押します。表紙は装飾・管理目的のため押印は省略しますが、製本後に表紙と本文の境目に契印を押す場合があります。
表紙のデザインで契約の印象は変わる?
第一印象は取引相手への信頼感に影響します。個人オーナーや中小不動産業者では、シンプルで読みやすい表紙が信頼感を与えます。デザイン過剰(派手な色・過剰な装飾)は素人感を生むため避けてください。法人契約・高額物件では「フォーマル」または「ビジネス」を選び、社名・住所を明記することで取引の信頼性を高められます(自社ロゴを載せたい場合はWord版の表紙上部に画像を貼り付けてください)。

参考文献・出典

本ページの内容は以下の公的情報源に基づき作成しています(2026-05-29 確認時点)。